退職代行を使って会社を辞める時、「会社で受けた健康診断の結果をまだ受け取っていない」と気になる人もいるでしょう。
結論として、退職代行を利用しても、健康診断結果の受け取りを会社へ依頼できます。会社が労働安全衛生法に基づく健康診断を実施した場合、事業者には結果を労働者へ通知する義務があります。退職代行を使ったことだけを理由に、結果を受け取れなくなるものではありません。
ただし、退職後の受取方法は会社によって異なります。申し込み時に「健康診断結果の写しを、指定住所へ郵送してほしい」と明確に伝えておくことが大切です。
会社には健康診断結果を本人へ通知する義務がある
労働安全衛生法第66条の6では、事業者は健康診断を受けた労働者へ、その結果を通知しなければならないと定めています。
そのため、在職中に会社の定期健康診断を受けたものの、結果を受け取る前に退職する場合でも、本人への通知を依頼できます。
原本ではなく写しが届く場合もある
会社は健康診断個人票を作成・保存するため、会社が保管する記録そのものではなく、結果通知票や写しが本人へ渡される場合があります。
必要なのが「受診結果の内容」なのか、「転職先へ提出する所定様式」なのかで必要書類は異なります。転職先への提出目的なら、先方が求める検査項目や受診時期も確認してください。以前の結果がそのまま使えるとは限りません。
退職代行へ伝える5つの項目
退職代行へ依頼する時は、次の内容をまとめて伝えます。
- 健康診断を受けた日
- 受診した医療機関や健診名
- 結果をまだ受け取っていないこと
- 郵送を希望する住所
- 発送予定日を確認したいこと
伝言例は次のとおりです。
○月○日に会社の定期健康診断を受けましたが、結果をまだ受け取っていません。結果通知票または写しを、退職書類と一緒に自宅へ郵送してもらえるか確認してください。
会社へ取りに行かず郵送を依頼できる
法律上、受取方法まで一律に決まっているわけではありませんが、出社が難しい事情を伝え、郵送を希望することはできます。
健康診断結果は要配慮個人情報を含むため、封をした状態や本人限定の方法など、会社の取り扱いルールに従って送られる場合があります。住所の誤りがないよう、郵便番号から正確に共有しましょう。
退職前に確認しておくこと
- すでに社内システムで公開されていないか
- 紙の結果が職場に届いていないか
- 会社に登録している住所が現住所か
- 再発行の申請先が会社か健診機関か
会社の書類全体についても確認したい人は、退職代行の依頼後にやることも確認してください。
届かない時の確認手順
- 退職代行を通じて発送状況を確認する
- 会社の人事・総務へ書面やメールで再送を依頼する
- 受診した健診機関へ再発行できるか確認する
- 解決しなければ労働局などへ相談する
退職代行事業者ができるのは、運営主体や契約内容に応じた連絡・確認です。会社との交渉が必要になった場合は、労働組合または弁護士が対応するサービスかを確認しましょう。
まとめ
- 会社には、法定健康診断の結果を本人へ通知する義務がある
- 退職代行を使っても受け取りを依頼できる
- 受診日・送付先・郵送希望を具体的に伝える
- 届かない場合は会社や健診機関へ再確認する
書類対応まで相談しやすいサービスを比較するなら、退職代行の比較はこちらを参考にしてください。


コメント