退職代行を使って出社せずに辞める場合でも、社用スマホやパソコンは郵送で返却できることがあります。まず会社の指示を確認し、自己判断で初期化・データ削除・アカウント変更をしないことが重要です。
端末本体だけでなく、充電器やマウスなどの付属品も会社の貸与物です。返却漏れや破損の疑いを避けるため、一覧・写真・追跡番号を残して返します。
社用スマホ・パソコンを返す基本手順
- 端末と付属品を一か所へ集める
- 退職代行から会社へ返却先・期限・方法を確認する
- 会社からデータや電源状態について指示を受ける
- 端末の外観と付属品を撮影する
- 緩衝材で梱包し、追跡・補償のある方法で発送する
- 配送控えと追跡番号を保管する
返却先は直属上司の自宅ではなく、会社が指定した部署・住所にします。着払いか元払いかも発送前に確認してください。
一緒に返す付属品を確認する
- ACアダプター、充電器、各種ケーブル
- マウス、キーボード、ヘッドセット
- SIMカード、モバイルルーター
- ドッキングステーション、外付け記録媒体
- 端末ケース、バッグ、のぞき見防止フィルター
- セキュリティキー、ICカード、取扱資料
貸与台帳や受領時のメールがあれば照合します。私物のケーブルなどと区別できない場合は、写真を送って会社へ確認してもらいましょう。
初期化やデータ削除を勝手にしない
会社端末には業務データ、操作ログ、管理用ソフトが保存されています。自分の判断で初期化すると、業務データを消したとして問題になる可能性があります。会社から明確な指示がない限り、現状のまま返却するのが基本です。
- 業務ファイルを削除しない
- 会社アカウントのパスワードを変更しない
- 管理ソフトやSIMカードを外さない
- 業務データを私物端末へコピーしない
- 端末を家族など第三者に触らせない
端末に個人の写真や私用アカウントが残っている場合も、まず会社へ処理方法を確認します。許可された範囲だけログアウトや削除を行い、業務情報は持ち出さないでください。
発送前に残す記録
返却後の「傷が付いていた」「付属品が足りない」という行き違いを防ぐため、次の記録を残します。
- 端末のメーカー・型番・管理番号・シリアル番号
- 電源が入ることが分かる画面
- 端末の表面・裏面・側面の写真
- 同梱した付属品を並べた写真
- 梱包後の箱と送り状の写真
- 配送控えと配達完了画面
ログイン用パスワードや解除コードは箱へそのまま同封せず、会社が指定した安全な方法で伝えます。
梱包と配送で注意すること
パソコンやスマートフォンは精密機器です。端末を緩衝材で包み、箱の中で動かないよう固定します。水濡れ防止も行い、可能なら追跡と補償のある配送方法を選びます。
バッテリーを内蔵する端末は配送会社ごとに受付条件があります。品名を正確に申告し、航空搭載や発送方法について窓口の案内に従ってください。
会社から返却指示が来ない場合
退職代行を通じて「返却物一覧・送付先・期限・送料負担・初期化の要否」を書面で確認してもらいます。回答前に適当な部署へ送ると紛失や受領確認の遅れにつながるため、送付先が決まるまで安全に保管してください。
ほかの貸与品もまとめて確認したい場合は、退職代行の依頼後にやることも確認してください。
紛失・破損がある場合
紛失や破損を隠して返却せず、分かった時点で退職代行へ伝えます。会社から金銭請求を受けても、その場で支払いを約束せず、事実関係、貸与規程、端末の状態、請求根拠を確認してください。
弁償や損害賠償について交渉が必要になった場合、民間の退職代行は対応できません。労働組合運営または弁護士運営のサービスへ相談します。
返却先や発送方法の確認を相談する
会社へ返却先・期限・梱包方法を確認してほしい場合は、ネルサポの無料相談で、社用スマホやPCの返却連絡に対応できるかを確認しましょう。弁償額や責任を巡る争いがある場合は、通常の返却連絡とは分けて、交渉を担当できる相談先を選んでください。
まとめ
社用スマホやパソコンは、会社の指示を確認してから、付属品とともに追跡できる方法で返却します。初期化やデータ削除は勝手に行わず、端末の状態、同梱物、配送記録を残してください。
貸与品対応も含めて依頼先を比べる場合は、退職代行の比較はこちらを確認してください。


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