退職代行を使う際、会社から支給されたクレジットカードをいつまで使えるのか、未精算の利用分が残っていても返却してよいのか迷う人もいるでしょう。
結論として、退職代行へ依頼することを決めたら社用クレジットカードの新規利用は止め、利用履歴と領収書を整理したうえで、会社が指定する方法で返却します。自分の判断でカードを切ったり、解約したりしてはいけません。
カードの名義や支払方式によって精算方法が異なるため、退職代行から会社へ返却先と未精算分の処理方法を確認してもらいましょう。
退職代行へ相談する前にカードの利用を止める
退職日まで有効なカードでも、退職代行から会社へ連絡したあとは利用停止になる可能性があります。業務上必要に見える支払いでも、事前承認なしで使うと私的利用を疑われるおそれがあるため、新しい決済は避けます。
出張予約やクラウドサービスなどの継続課金が登録されている場合は、契約名と次回決済日を一覧にして会社へ伝えます。自己判断で会社の契約を解約したり、別のカードへ変更したりせず、引き継ぎ方法を確認してください。
返却前に確認する5項目
- カード会社・カード名・名義
- 会社一括払いか、個人口座からの引き落としか
- 未提出の領収書や利用明細
- まだ明細へ反映されていない利用
- カードに登録された継続課金
カード番号を通常のメールやチャットへ全文記載するのは避け、下4桁など会社が指定する情報だけを伝えます。カード表裏の写真も、送信先と必要性を確認せず共有しないでください。
未精算の利用分と領収書はどうする?
返却前に、利用日・店舗名・金額・目的・領収書の有無を整理します。明細にまだ表示されていない決済も、記憶やメールの購入記録から分かる範囲で一覧にしておくと確認が早くなります。
領収書が手元にある場合は、カードと同封してよいか、経費精算システムへの入力が必要かを会社へ確認します。会社のメールやシステムが停止されているなら、退職代行を通じて別の提出方法を聞いてください。
個人口座から代金が引き落とされるタイプの法人カードでは、退職後に請求が発生することがあります。最終明細の確認時期と、会社からの精算方法・振込時期も確認しておきましょう。
社用クレジットカードを郵送で返す手順
- 退職代行から返却先・宛名・期限を確認してもらう
- 返却前のカードと同封物を記録する
- カードが折れないよう保護して梱包する
- 追跡できる方法で発送する
- 追跡番号と配達完了画面を保存する
会社から「ハサミを入れて廃棄してよい」と指示された場合だけ、その指示に従います。確認前にカードを破損させると、返却や番号確認ができなくなるため、そのまま保管してください。
鍵や社員証などの貸与品も同時に確認する
クレジットカードだけを先に送ると、後から鍵や社員証を別便で返すことになり、連絡と送料が増えます。発送前に、会社から借りている物をまとめて確認しましょう。
鍵も手元にある場合は、会社の鍵を郵送で返す手順も確認してください。
誤って私的利用した場合は隠さず申告する
個人的な買い物へ誤って使った場合は、利用日・金額・内容を整理して早めに申告し、会社が指定する方法で返金します。履歴を消したり、領収書を処分したりすると問題が大きくなる可能性があります。
会社から高額な請求や事実と異なる指摘を受け、金額・責任について対立した場合は、通常の連絡代行では解決できないことがあります。その場合は、弁護士など適切な専門家へ相談してください。
申し込み前に返却と精算の対応範囲を確認する
退職代行へ相談するときは「社用クレジットカードがある」「未反映の利用分と領収書がある」「郵送で返したい」と具体的に伝えます。会社への確認をどこまで代行できるかは、サービスによって異なります。
まとめ
社用クレジットカードは新規利用を止め、未精算分・領収書・継続課金を整理してから、会社指定の方法で返却します。勝手に解約・切断せず、郵送する場合は返却先を確認し、追跡記録を残してください。
返却物への対応や会社との連絡範囲を比べたい人は、退職代行おすすめ5選を比較するを確認してください。


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